地盤の診断は、建物を建てる前の大切な情報です。
マイホームの安心を『足もと』から保証します。
表面探査法ってなに?
「表面波探査法」とは、専門の機械を使って地面に人工的に振動を起こし、そこで生じたデータを解析することによって、地盤の支持力や沈下量などを判定する調査方法です。
地盤の状況や性状から、沈下事故を引き起こすような不安を限りなくゼロに近づけて、お施主様にとって最適な地盤の提案をいたします。
メリット
- 地盤にかかるトータルコストの削減になります。
- 他の調査法より安価な基礎施工法で施工することができます。
(表面波探査機で地盤調査をされますと、これまで使用されてきたスウェーデン式サウンディング機(SS試験)の調査結果と比べ、地盤改良工事が地域性にもよりますが約1/3に激減!) - 住宅保証機構を利用する場合『基礎設計チェックシート』が不要です。
調査方法は?
起振機で地面に震度1程度の振動を与えます。
↓
発生した振動(表面波)は地面の中を同心円状に広がっていきます。
↓
受信機(検出器)で発生した波長や波形を読み取ります。
↓
測定データをもとにコンピュータ解析します。
調査結果から読み取れること
- 地層ごとの支持力(土が上の荷重を支えることができる力)がわかります。(単位:KN/㎡)
- 建物が建った場合に予想される沈下量がわかります。(単位:cm)
- 表面混合物の有無がわかります。
表面波探査法の特徴
- 安全で安価な基礎設計ができます
地盤を精度よく調査・把握できるので、安全面でもデータに基づいた最小限の地盤改良・基礎設計が可能になります。 - 沈下量予測を含む法律にのっとった地盤調査を行います
平成12年度建設省告示第1347号により、建物の基礎の選定は、沈下量を考慮すべきことが定められました。
また、沈下量を考慮しない調査は、地耐力(基礎選定の判断要素となる地盤の強さ)調査ではないとの裁判例があります。
住宅建築の際の地盤調査は、地盤支持力のみならず沈下量を含む地盤調査まで行うことが、法律上要求されています。 - 深さ10mまで精度良く確実に測定します
表面波探査法による地盤調査はレキやガラの混入している地盤でも深さ10mまでの高精度な調査結果が得られます。
また、地盤を傷めない非破壊方式のため、地盤改良後の確認検査にも最適です。 - 住宅保証機構の瑕疵保証制度の適用があります
当社の表面波探査法は、『超音波探査試験』の名称で、?住宅保証機構の地盤調査の1方法として認められています。
同制度上、表面波探査方により地盤調査を行った物件は、保証適用例なし(不同沈下事故ゼロ)を継続しています。 - 地盤調査業界唯一の、技術審査証明を取得しています
表面波探査法は、地盤調査業界唯一の、?先端建設技術センターの技術審査証明を取得しています。
盤における表面波の速度および層区分が測定でき、データの再現性がよいことが認められました。(平成9年3月24日取得、平成14年3月24日更新)